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アトピー性皮膚炎
アトピーを学ぶ
はじめに 
[1]アトピーの根本原因は何ですか?
[2]アトピーの根本治療とは?
[3]アトピーの根本原因である自律神経と免疫の仕組みとは?
[4]アトピーの仕組みとは?
[5]アトピーが増加している原因は?
[6]アトピーを引き起こす要因
[7]アトピーの根本治療の原則と治療法は?
[8]どのようにして治療を受ければいいの?
[9]アトピー治療はオーダーメイド
治療体験記
1)武田様
2)完治した 蒼大君
3)蔵門君
治療体験記-アトピー性皮膚炎

(1)武田様25歳、症状軽減  (2)完治した蒼大君1歳 3)薬・漢方とさよならした まさと君3歳


脱ステロイドの直し方 角谷院長とのインタビューもご覧下さい
(1)武田 文紀 様

1. 私のアトピー経歴

私は幼少の時からアトピーでしたが日常生活に支障をきたす程の症状ではありませんでした。しかし中学、高校と歳を重ねていくにつれインドア志向となってしまい日常あまり運動をせず就寝時間が不規則な生活スタイルが身につき始めると、徐々にアトピーが顔を出し始めたのです。

そんな不摂生を続けることで徐々に体がアレルギー体質へと傾いていき、とうとう大学を卒業した時にアトピーが本格的に私に対して牙を剥きました。
今思えば大学に入ってからというものアルコール、タバコ、不規則な生活と不摂生の極みを行っていたのが結果的にアトピーを爆発させるトリガーになったのだと思います。

このようにして私は情け無いことに自らアトピーを悪化させてしまったのですが、さらに悪いことに医者の言われるままにステロイド剤(副腎皮質ホルモン)に本格的に手を出してしまい余計にアトピーを悪化させてしまったのです。確かにステロイド剤を使用すると一時的だけ劇的に痒みは軽減され症状は軽減されますが、使用を止めるとまたすぐに症状が悪化するという状況が永遠と繰り返されました。

そしてステロイド剤の使用期間が長くなるにつれその良くなっては悪くなるという周期が短くなっていき、ついにはステロイド剤も弱いものでは効果が無くなってしまいました。薬を使い続けても症状が全く好転していかないむしろ悪化し続けている状況に私は疑問を持ち、自らの病であるアトピーとその治療薬であるステロイド剤について出来うる範囲で徹底的に調べました。

するとステロイド剤はアトピーを根幹から治癒するものではなく、免疫システムを弱体化させ無理やりに痒みを取り除くという治療薬とはかけ離れた薬だということが分かりました。しかもステロイド剤は使用すれば使用するほど体本来の力を弱体化させ、さらに悪いことにアトピーを悪化させる酸化コレステロールという物質に変性した形で体の中にどんどん溜まっていくのです。

ただここで申し上げておきますが、ステロイド剤が悪というわけではなく短期的な使用で一気に炎症を抑えるという目的で使うのであればこれに勝る薬はありません。しかしアトピーなどで長期に使用するとなると非常に危険なものなのです。

医学会に言わせれば、アトピーは非常に複雑なシステムで発生している病気であり現段階においてもアトピーそのものが全く分かっていないため、患者さんが来院しても塗れば痒みが軽減すると分かっているステロイド剤を処方するくらいしか手立てがないとのこと。

お医者様の中にはステロイド剤の危険性に気付いて使用を極力を避ける方もいらっしゃいますが、大体のお医者様はステロイド剤の危険性と使用法を患者にろくに伝えようともせず、ただ問診だけではお金儲けにならないので長期使用が危険なステロイド剤をホイホイと平気で処方し続けているというのが悲しい現状です。

つまり皮膚科に行っても治療など行われておらずただ“かゆみ”に対して安易な対処療法を行っているに過ぎないのです。これではいくら通院してもアトピーが治らないはずです。


2. 身心健康堂に通い始めた理由

このような経歴を踏まえ、私はステロイド剤を全く使わない脱ステロイド治療を始めました。しかしそこに待っていたのは想像を絶するこの世の地獄そのものでした。脱ステロイド治療におけるリバウンドの症状は人によって千差万別ですが、私の場合は脱ステロイドを始めてすぐ体全体が真っ赤になるほど激しく炎症を起こし、その炎症で肌はみるみる荒れ果て加えて顔含め体中激しい痒みに襲われました。
また体中の傷口からは奇妙な臭いを放つ黄色いリンパ液が滲み出し、体中傷だらけリンパ液まみれのその様相はまさに生けるゾンビでした。

そんな地獄でのたうち回っている中、藁をもすがる思いで駆け込んだのが身心健康堂でした。アトピーは身心健康堂での治療と生活習慣の是正によって自律神経のバランスを整え、アトピーを引き起こしている原因となっている体の中の老廃物を根気強く排出することでアトピーは改善すると角谷先生から丁寧に教えを頂き、患者側のことを非常に考えてくださる先生を信頼して治療を始めました。

3. 治療を経て

身心健康堂での治療としては井穴刺絡とふくらはぎマッサージを行い、院外では岩盤浴などによって積極的に汗をかく事により体に溜まりに溜まった酸化コレステロールや重金属などの老廃物の排出を行いました。

すぐに劇的な効果というのはありませんでしたが、自律神経のバランスが整えていくことで徐々に激しい痒みが軽減していき、酸化コレステロールを排出したことで体を真っ赤に染めていた炎症も少しずつ治まっていきました。

治療の経過としては短期的にみると良くなったり悪くなったりの繰り返しなのですが、全体的にみると少しずつ底が上がっていくような感じです。治療の過程は人それぞれ異なると思うのですが、大きく見て大体同じような治療過程になるではないでしょうか。

アトピーの治療には非常に時間もお金もかかり、しかも治療を続けているのに症状が良くなったり悪くなったりの繰り返しで患者本人、そして周りの家族も含め心身共に非常に辛いものがありますが、身心健康堂では心のケアもしっかりと行いサポートしてくださるので我々治療を続ける身としては非常に心強いです。

心のケアというのも皮膚科の通院ではなかなか享受できないと思いますし、心のケア自体その治療の性格上角谷先生の様な人格者がいらっしゃってこそ実現できるものであると感じます。ですからこのような点においても身心健康堂は患者にとって非常に心強いパートナーであると確信します。

治療を始めてから約半年、まだまだ完治とはいけませんが確実に快方へと向かっている事をはっきりと感じることが出来ています。これからも身心健康堂と共に頑張って完治へ向けて治療を続けていきたいと思います。



統合医療を使ったアトピー(脱ステロイド)の治し方
武田文紀(25才 大学院生)様と角谷のインタビュー

(角谷) 「まず武田さんのアトピー病歴を教えてください」
生後6ヶ月でアトピー大学4年から悪化
(武田) 生後6ヶ月でアトピーがでて、数ヶ月ステロイドを使いました。

その後小・中学校のときはキレイな肌だったのが、高2の夏、祖父母の家でずっと押入れに入れてあった布団に寝たら首にアトピーが出てきました。そのときは数週間ステロイドを使い治りましたが、その後徐々に肘などに湿疹が出てきたので皮膚科に通いだしました。
           
高3のとき体質改善の治療(多分減感作療法)を行ってから一挙に悪化して炎症が起き、体中が赤くなってかゆくなり、その療法は6ヶ月でやめました。
           
浪人のときは炎症はラクになりましたが、そのころから保湿剤(尿素入りのハンドクリーム)を使い出し、保湿剤依存が始まったんです。大学に入ってからは汗をかくとひざ裏がかゆく、昼夜逆転の生活から少しづつ悪くなりました。

大学4年頃からヒザから浸出液が出てじゅくじゅくになり、本格的にひどくなったのは大学を卒業したH16年3月からです。

全身が赤く炎症で皮膚が割れてバリバリになり、かきこわしました。
近くの皮膚科へ行きステロイドと抗ヒスタミン剤を使い出し、3週間でアトピーはスーッとおちつきました。しかし、悪くなったり良くなったりの繰り返しで、特にお風呂上がりは脂分がとんでしまい、バリバリに乾燥するので保湿剤なしではいられなくなりました。

H16年7月から顔にもステロイド
(武田) 平成16年7月頃からは、顔が赤くなるので顔にもステロイドを塗りだしました。2,3日はきれいですが、その後はひびがはいって顔の皮膚がベロベロむけることの繰り返しとなり、ステロイドと保湿剤のダブルパンチでした。

頭にステロイドを点滴でたらしたときは、髪の太さが半分になってしまいました。

H17年からステロイド離脱 平成17年2月10日 意を決して脱ステへ
H17年  @2月24日初診
(角谷) 「そして2月24日に身心健康堂本厚木へ来院されたんですね     
(武田) そのときは脱ステのリバウンドで顔から背中、お腹、手足と全身に炎症を起こし、全身に引っかき傷があり傷のところからは浸出液が出ていて正常な皮膚がないく、夜はかゆくて眠れませんでした。
(角谷) 「治療はまずH5F5(手足の薬指への井穴シラク)とふくらはぎマッサージ、それから汗をかくことでした。」

2月25日
(武田) 次の日、夜のかゆさはありましたが、赤みが減ってきました。これはシラクの効果かなと感じました。治療プラス遠赤サウナに2時間入って、汗を出すようにしていました。遠赤低温サウナは週3回で1ヶ月つづけました。汗は臭い汗で汗といっしょにステロイドが抜けているようでした  
(角谷) 「私といっしょに低温サウナに入ったときは、白っぽい汗が出ていましたね。」
(武田) その頃は布団に入って出ている汗も、なんともいえないにおいだったようです。しばらくたつと赤み(炎症)がうすくなり、においも抜けてきました。
(角谷)  「2月25日にはファインタッチをわたし、家でH5F5をやってもらうことにしました。」

平成17年5月はじめ
(武田) ステロイドの毒がある程度抜けてくると、皮膚がうすい普通のアトピー状態になってきました。お風呂上がりがバリバリして痛むんです。痛いとかゆくなるり、かくのでむける。またお風呂で皮膚がふやけ、むけてしまう状態でした。

お風呂上がりがつらいので、ゴールデンウィーク過ぎには遠赤サウナはやめました。皮膚の傷が治ってきて、うすい皮膚ができてくると、皮膚の感覚がもどってきて痛む。皮膚のかさぶたが剥がれて痛むんです。

(角谷) 「これは、サランラップ2枚の厚さの表皮ができて、真皮にある神経も正常になってきたところに、表皮がかさぶたになって割れるので、神経も刺激されて痛んでいたのでしょう。表皮がないときは真皮の神経もバカになっていたのが、感じるようになってきたためだと思います。」

4月中旬から不眠2度目のリバウンド
(武田) 4月中旬頃から眠れなくなりました。床に入ってもからだがほてり、皮膚がチクチクしてかゆい。2・3時間は寝つけないのです。ステロイドのリバウンドがひどいときは、気絶するように眠っていたのですが、ステロイドのリバウンドがおちつくと遂に眠れなくなりました。これにはシラクは効かなかったです。
           
2回目のリバウンドという感じでした。
4月に入って就職試験で自律神経が緊張し、花粉でひどくなったのかもしれません。しかし、黄色い浸出液はもう出てこなくなりました。
           
外に出たり、洗車をして汗を出すようにしたのが良かったようです。また車の運転中はかゆくなく、家でごろごろしているとかゆくなります。運転したり洗車したり、散歩するのは、適度な楽しい交感神経緊張なので、かゆくなくなるのだと思います。

(角谷)  「不眠のときは、H5F5(手足の薬指のつめぎわへのシラク)に百会をプラスしましたが効果ありませんでした。」

4月5月週に1〜2回ペース
(武田) ステロイドが抜けてから、4月5月は第2のリバウンドでした。床に入っても、体がほてり汗が出て皮膚がチクチクしてかゆくなる。すると2時間以上寝つけず不眠の状態でした。
からだがほてると、氷を食べたり、ふくらはぎマッサージをしてもらったりして寝ていました。日中は調子がいいけど夜になるとかゆみ、ほてりがでてくる…この頃は精神的につらかったですね。

(角谷) 「ここは交感神経優位でH6F4(手の人さし指と足の小指へのシラク)とをやるべきだったんでしょうか。このときも基本的にはH5F5で、夜のほてりは腎の異常とみてF3(足の小指内側の井穴シラク)をプラスしていました。不眠には百会をやったりもしていましたが、効果はありませんでした。」

6月4日気胸で3週間入院
(武田) 6月1日、40℃の熱が下がらず病院へ行くと、左肺の自然気胸ということで3週間入院しました。
(6月4日〜30日) 入院中は交感神経が緊張し、お風呂にも入れず保湿剤もワセリンを少しぬる程度でしたから、アトピーにはいい状態で、皮膚もむけず厚くなっていました。

7月
(武田) 退院したあとは、お風呂へ入って保湿剤のワセリンを使い始めたせいかアトピーは悪くなりました。熱を感じると汗がワーッとでて、横になってもほてって汗が出ていました。           
(角谷) 「退院してから7月20日までは、脈がはやくて、微熱が肺に残っているようだったので、肺の炎症をとる胸膜炎のなごりで、H1H6H3(手の母指と人さし指、小指へのシラク)を使うと、呼吸がラクになっていましたね。」

8月
(武田) 8月に入り、生水(丹沢富士山の生水)を1日1リットル飲み出しました。汗をかくことも大事ですが、尿として毒を出すのも大事。
皮膚は強くなってきました。顔にワセリンだけをぬっていました。ほとんど何もしなくても良くなっている段階にはなってきたなという感じがしました。

汗と尿
(武田) 汗と尿で出すのを併用するのがベストですね。生水を飲んでいると汗が出やすいのです。寝る前に飲むと朝尿が出やすいし、体を動かすと汗が出る。起きて歩いたりすると体の中の水の流れがよくなる感じです。動かないと水ぶくれになってしまいます。

退院してからは、以前は35.9℃だった体温が36.8℃になりました。この頃つらかったのは、夜眠れないことでした。
布団に入ると一気にほてり足底が熱くなるとだんだん熱さが上にのぼってきて背中、首と熱くなってきます。熱くはなってきますが、8月は突然おそってくるかゆみはなくなってきました。全体的に自律神経のバランスが取れてきたようです。布団に入ってもかゆみが出ないのです。

視床点で体温調節
(角谷)  「足からほてってくる症状には、体温調節をする目的で、視床点(後頭部のツボ)を使いました。視床点をやると、ほてりは少し取れてくるようでした。
8月は視床点とH5F5を使い、温熱治療とふくらはぎマッサージで血行を良くしようという方針でした。」
温熱器
(武田) 真夏でも温熱器で背中やお腹や手足を温められると、おふろにはいっているように気持ちよくすっと眠れるんです。
ボデイテック
(武田)  夏はアトピーの人にお勧めなのが、ボディテックのシャツですね。汗を飛ばし熱がこもらないんです。アトピーの人は熱がこもるとかゆくなるから、皮膚の代わりをするような衣服が必要なんです。この夏ボディテックはよかったですね。
こもるとだめ
(武田) とじこもると、神経がおちつかず、かゆみをおさえるのに苦労します。やっぱり1時間以上は外出して汗をかくと、かゆみがおさまります。とにかくこもるとアトピーはダメですね。
9月5日脱軟
(武田) 9月5日から、思い切って脱軟をはじめました。ふろ上がりに保湿のためにぬっていたワセリンもやめました。脱軟をはじめたときは、お風呂に入るとアトピーの人は皮膚が薄いので、水を失いパサパサ、パキパキするんです。角質が割れて、真皮層が出てしまうんですね。だからお風呂に入らないほうが潤っているんです。脱軟をやりだしたら、おふろにはいらないのが原則ですね。

脱軟しはじめて2週間ほどで、明らかに違ってきました。皮膚の厚みがでてきましたし、かいても傷がつきにくくなってきました。

保湿剤を使っていると、保湿剤が自然治癒力を妨げて、セラミドをつくらないようです。脱軟をしてからは、明らかにセラミドがつくられているんです。

(角谷) 「9月は温熱と指圧、ふくらはぎマッサージだけで、シラクはやりませんでした。」

10月
(武田) 10月にはいると、確実に皮膚が厚くなってきました。
アトピーの症状は特に肩首だけになってきました。ただ、寝ようとすると足がポッポしてきて寝つけない症状だけはまだあります。

花粉症予防にH5F5
(角谷) 「これには視床点がいいようです。それに、来年の花粉症予防にH5F5も使っています。ほんとうに皮膚が厚くなって正常になってきましたね。へんな赤みもなくなっています。脱ステから脱軟というのが、アトピーを治す順序のようですね。」
温熱するとリラックスする 
(武田) あと温熱は自律神経が整うのか、リラックスして寝られるようです。
(角谷)  「武田さんは温熱治療をすると、治療が終わっても20分30分スースー寝ていることがよくありますね。」
(武田) はい。ふだん寝られないのが、温熱や指圧をしてもらうと気持ちよくなって、眠りにおちていけるんです。
(角谷) 「ステロイド離脱の最悪のときから8ケ月が経ち、皮膚も厚みが出てきて、何もつけないでよくなり、かゆみもでないところまできましたね。
完治までには、まだ時間がかかるでしょうけど、これで行けば大丈夫と自信を持てるところまでこられたのは嬉しいですね。お話いただきありがとうございました。」




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