|
自分で治せる骨ぎわ指圧(ホロ指圧)- 二日酔い
|
|
|
|
|
足の親指の付け根をもめば肝臓の働きが高まり二日酔いが解消
アルコールは胃から小腸を経て肝臓で分解処理されます。深酒をすると肝臓のアルコール処理能力がパンクし、アルコールの分解途中の中間産物が分解されないまま血液中に置き去りにされてしまいます。
この物質はアセトアルデヒドと呼ばれる毒性の高い物質で、体内にあって頭痛や吐き気、食欲不振など不快な症状を引き起こす原因となります。二日酔いで苦しいときは、十分に水分を補給して老廃物をすみやかに排泄することがたいせつです。
またくり返し深酒すると、いずれは肝臓病を誘発します。肝臓を守るために週2日は飲まない日をもうけましょう。骨ぎわ指圧は、二日酔いの急性症状の緩和に効果を発揮します。二日酔いの解消には、肝臓の機能を高めるツボ、太衝を刺激してください。
太衝(たいしょう)
足の親指と人差し指の間を、手の指で足首のほうへこすり上げていくと、甲の上で2本の骨が交わり、小高く盛り上がっている部分の手前が太衝です。太衝は左右の足の甲にありますが、二日酔いの解消には右足の太衝を刺激します。これは肝臓が体の右側寄りにあるためです。ただし、肝臓の働きを活性化するには、ふだんから両足の太衝を刺激すればいいでしょう。
刺激する足と同じ側の手の中指の腹を太衝に当て、指の腹ですじをしごくように押すと、ひびきを感じやすくなります。指の代わりに、ボールペンのキャップの先のような棒状のもので刺激してもかまいません。1日に何回でも行うことができます。
|
|
|
|
|