|
自分で治せる骨ぎわ指圧(ホロ指圧)- 腰痛
|
|
|
|
|
胸の骨のきわをじっくりもめば腰の痛みがその場で消え元気百倍
腰は重い上半身を支え、なおかつ下半身の運動にも関係しているため、日常の動作でたいへん負担がかかりやすい部位です。
無理な姿勢を長時間続けたり、運動不足で腰部の血行が悪くなると、腰の筋肉疲労はさらに増し慢性的な腰痛になります。
特に働き盛りの人に多いのが、俗に「ギックリ腰」と呼ばれる腰痛です。中高年者の筋肉は老化によって、弾力性を失っています。
そのためいきなり重い物などを持ち上げたり、ちょっと腰をひねっただけで、背骨とそれを支えている筋肉の結合部である腱がねん挫を起こしてしまうのです。
ギックリ腰になると、激し痛みのために、歩くことや立つことはもちろん、寝返りさえ打てなくなります。
ギックリ腰を起こした直後は組織に炎症があるので、患部を冷やして安静に過ごすことがたいせつです。痛みがある間は決して腰をもんだり指圧をしてはいけません。
症状が悪化する恐れがあります。ただし、慢性の腰痛の場合は、患部を刺激する場合もあります。
ただし、デスクワークのために、いつも腰がいたい、だるいという人は、痛む腰もあわせて指圧します。
骨ぎわ指圧では、原則的に幹部に直接触れませんが、痛みが慢性化している場合は、患部に直接指圧を行うこともあります。
慢性の痛みは、痛みの原因が組織の深奥にあり、刺激を組織深部まで与えるには、直接患部を指圧したほうが有効です。
胸部の腰痛点
腰痛点は鎖骨と肋骨の間にあります。姿勢を正しくして、肩と反対側の手の指で、肩先から胸のの内側に向かって鎖骨の下端をさぐっていきます。胸の中央の手前(胸骨の手前)で、骨が隆起しているところにぶつかります。この隆起した骨のぎわに中指の腹を当て、ひびきを感じるまで押します。鎖骨を押し上げるように刺激すると、ひぎきやすいでしょう。
骨全体がいたむときは、左右両側の腰痛点を指圧します。腰の一方だけが痛むときは、痛む側と対角の腰痛点を指圧します。例えば、腰の右側が痛むときは、左の鎖骨の骨ぎわが刺激部位になります。指圧は1日、何回でも行うことができます。
鎖骨の位置がわかりにくいときは、次の方法で見つけてください。姿勢を正しくしてから、両肩を軽く上げると、鎖骨がくっきりと浮かび上がります。
背骨の骨ぎわ
慢性化した腰痛に行う指圧です。ギックリ腰のような急性の腰痛には行わないで下さい。指圧方法は次のとおりです。
壁に背中を向けて立ちます。壁に対してすりこぎを直角に立て、細い側が背骨のわきにあたるよう位置を調整します。体を壁に押しつけ、すりこぎで背骨のわきを刺激します。
いずれの方法も1日に何回でも行うことができます。お風呂上りはリラックス効果も高く、特に適した時間帯です。腰が軽くなった、温まった、気持ちがいいと感じられるまで行うといいでしょう。
|
|
|
|
|