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自分療法とは

 自分療法とは

自分療法とは、
自分で自分を癒し、自分で治すという「意志の力」を大切にする療法です。
それは、「早く病・症状を治して、元気になりたい!」という「意志の力」ほど、自分療法としての、治癒力を発動する偉大な力はないということです。
さらに、「家族の身心の健康は自分たちで守る」という身心健康のための意識レベルを高める「自分療法」へと移行していただくことが、何よりも肝要なことです。

身心健康堂では「自分療法」へ移行するための、自分ででき、しかも家庭で行える健康法として下記の「健康法」をおすすめしています。

1.「ふくらはぎ健康法」

2.「温熱健康法」
    ・輻射温熱ドームによる健康法
    ・温熱器による健康法
 



 自分療法の体験手記 - 槙 孝子

―「ガン症状」一歩手前からの脱皮!―

1. 『貴女、そのまま放っておくと、ガンになるわよ!』
私は1951年新潟県小千谷市に寺の娘として生まれました。5人姉妹の次女として高校卒業までの十数年間を田舎で育ったということになります。
幼少の頃から、もともと冷え症で便秘気味のようでした。それに物事をクヨクヨ考えるタイプで、どちらかと言うとストレスには強い方ではなかったように思います。
 そればかりか、いたって過敏な性格というか、大人になってからも気を使いすぎて、大勢の人が集まる場所に出ることが苦手で、とくに緊張しやすい私であったように思います。
 
 私が身心健康堂に入社したのは、平成16年3月1日のことでした。鍼灸治療師しとして配属され、他にスタッフが5~6人いました。
 ところが入社して3ヶ月後、組織の改変が実施され、はからずも私がスタッフのチーフとなって、院内のすべてを任される立場になりました。

 まだ、右も左も充分に分かっていないどころか、空気に馴染んでもいない私としては、晴天の霹靂というか、まったく時期尚早で予想外の事件のようなものでした。
 入社以前、4年半ほど自分一人で、東京の目黒に独立開業していた、実績を認められてのことかもしれませんが、私にとりましては、戸惑うばかりでパニック寸前でした。
 口を挟むことも、反対することも余裕もなく、事はトントン拍子に進んで行きました。神奈川県厚木市に身心健康堂の分院として、新たにオープンすることになったわけです。
そこの院長として、私の前任者が赴任し、その後釜に、私がチーフになることになりました。

 スタッフをまとめるという経験もない私が、5~6人のスタッフをまとめ、リードしてゆかねばなりません。来院される患者さんを手際よく、スタッフに振り分けて指示したり、やることは山ほどあります。しばらくは、院内のムードもゴタゴタして嫌悪な状態が続きました。しかし逃げることも辞めることもできません。

 平成16年7月、いよいよオープンの日を迎え、当日安保徹先生と東北大学医学部の同期であった加藤信世先生が招待されていました。
 はじめて対面した加藤先生が、私の表情、姿を見て、ことのほか心配していただいて、私に忠告して下さいました。そのときの言葉が、
『貴女、そのまま放っておくと、ガンになるわよ!』でした。
自分でも頬は落ち、顔面蒼白というか、熟睡できず目もくぼんで、気力も体力もだんだんとなくなって、免疫力が低下していくことを実感していましたから、ヤバイことになるぞ!と痛切に感じました。
 その時の状態と、加藤先生の言葉が今でもありありと思い出されます。



2.身心のストレスが、すべての病気をつくる
 人はなぜ病気をするのか。それは精神的、肉体的なストレスが、原因となって病気をつくる。
つまり精神的に悩み苦しむ。大きな苦悩と出合って落胆し悲しむ。絶望する。
また肉体的に無理して働き過ぎる。休養しないで疲労が蓄積され、そのストレスが抵抗力を弱くして病気の原因をつくる。これが安保徹教授(新潟大学医学部)の免疫理論です。身心の病とストレスの関係を医学的に解明し、免疫療法として確立されました。もはや医学界では常識となっていますが、十数年前は誰一人として唱えた人はいませんでした。
 この免疫療法の理論を私が入社直前に、すべての治療のベースとして導入されていました。
幸か不幸か私は、必然的に自分の「ガン症状一歩手前」という身体を通して、安保免疫理論を身をもって体験したことになります。



3.ガン一歩手前の自分と向き合って、セフルケアの実践に励み、快復できた!
いまから考えても、必然としか表現のしようがない巡り合わせというか、私にとってこれ以上の好運なことはありませんでした。
その快復してゆくプロセスを、事実にもとづいて誰でも実践できるセルフケアとして、正直に分かりやすく述べることにします。
このすべては今現在、身心健康堂・お茶の水の治療院において、施術している内容でもあります。詳しい治療内容を知りたい方はホームページをご参照下さい。


1)脳神経を刺激して治療する「井穴・頭部刺絡療法」
この療法は、内科医の浅見鉄男先生が50数年の苦闘ともいうべき研究の結果、開発された、画期的な治療法です。
安保免疫理論の確立にあたって、この刺絡療法が大いに参考になって、その役割を果たしたとも言われています。

まず私は、この療法を自分の身体に試して驚きました。よほど悪い血が溜まっていたとみえて、刺絡を施すやいなや、悪い血液がまるで吹き出すようにドバドバ出るではありませんか。ビックリしました。
それまで呼吸が浅く、息苦しく感じていたものが、息をふき返したように、呼吸が楽になりました。そうすると当然のことながら、心臓の負担が軽くなって、疲れがとれて、スッキリした気分でした。

 ちょうどその頃、加藤信世先生による「井穴・頭部刺絡療法」の講習会が、開講されて同時進行で私自身のセルフケアとして実践することができたことも、とてもありがたいことでした。
それからというものは、毎週2回くり返し続けました。


2)自分の体とスナオに向き合える「ふくらはぎマッサージ療法」
これも殆ど「井穴・頭部刺絡療法」と同じ時期に身心健康堂に導入されることになりました。有能な外科医であった石川洋一先生が、メスを捨ててひたすら開発して30数年間、「ふくらはぎマッサージ療法」一筋に取り組まれた、療法です。
直立の人間の体には、血液の全体量の7割が下半身に集まる。心臓は、血液を押しだす力はあるが、下半身の血液を心臓に押し戻す力はない。
この大切な血液循環の役割を果たしてくれているのが、ふくらはぎということです。
私どもスタッフは直接、石川先生の療法を受けることができました。また先生を数回、講師としてお招きして講習会が身心健康堂にて開催されました。

自分のふくらはぎにはじめて触れて、いかに自分のふくらはぎが、悪いふくらはぎの見本のようであるか、ということを知りました。冷たい・硬い・ペチャペチャして柔らかすぎて、弾力がない・コリがある。
さっそく毎日、出社前の10分間、両足のふくらはぎをセルフケアとして揉みつづけました。そのことによって分かってきたことは、ペチャペチャしてあれほど柔らかすぎたふくらはぎでも、筋肉がついていく過程が、つぶさに実感できました。そしてだんだんと少しずつ、弾力のあるふくらはぎへと変化していきました。それにつれて腕の筋肉も成長していくことなども、発見できました。
運動苦手の私でさえ、散歩など抵抗なく気軽にできるようになりました。そして自然に散歩が楽しめるようになっていきました。

身体の科学的な変化というか、身体の中で起こっている作用が、すべて神秘的で不思議でした。人は誰でも、自分の身体がよくなって、その効果を実感できてくると、気が入って本気になれるものです。
しかも、とくべつな器具も場所もいらない。いつでも、誰でも、どこでもできる。
これは万人向きの療法として、セルフケアとして普及してゆく価値があると、自覚し始めたのもこの頃でした。それが毎月、実施している「ふくらはぎ実習講座」であり、認定証を取得できる「ふくらはぎ認定証コース」です。(平成24年10月10日(水)PM5:00~NHK「ゆうどきネットワーク」をはじめ、他局でもふくらはぎ特集番組として放映)


3)予防・診断・治療の確かさを実感できる「温熱器」による温熱療法
まさにハンディタイプの温熱器との出合いは、必然としか言いようがない千載一遇の必然でした。私がガン一歩手前という症状になっていなければ、これほどまでに必死になって、セルフケアに取り組むことはありませんでした。
それは温熱療法の本当の効果も知らず、治療法の一つとして導入し、その凄さを体得するまでには、至らなかったという意味です。

とにかくこの温熱器による温熱療法が、万病の元と言われている「冷え症」を回復して、ガン一歩手前の症状を見事、回復して現在の私の身心健康を維持していることは間違いありません。
さっそくハンディタイプの温熱器を手にして、毎日使うようにしました。これまでも温灸を色々実践して、セルフケアに取り組んだことがあったので、スイッチをONすれば、すぐ温まるし、これは自分に合っている療法だと、何の抵抗もなくスッと受け入れることができました。

 この温熱療法で長年苦しんできた冷え症が、治るかもしれないなとなんとなく予感できました。冬なんかは、手足が冷たくなって、寝つきが悪く熟睡できません。これでは身心のストレスは溜まる一方で、疲労が回復していくには時間がかかります。
他に検査をしたり、入院することなど、そのような選択肢は全く考えませんでした。それはこの温熱療法を自分で治すしかない。他に医者や病院を探したりすることよりも、セルフケアをして自分で治すことの方が、確かな方法だと信じていました。

ハンディタイプの温熱器を恥骨やその周辺に当てることにしました。その時のアッチチ反応は、半端な熱さではありません。焼け火箸・焼きゴテを当てたような、飛び上がるほどの熱さ、痛さを感じ驚きました。
 アッチチ反応が、患部に血流を求めているのは、これだ!ということが分かったような気がしました。毎日夜寝る前に布団の中で、この温熱療法をつづけました。
 あまりにも熱いものですから、長い時間はできません。それでもこれしかないとの思いから、一心不乱にかけつづけ10日間ほどたった頃からだんだんと熱さと痛さがゆるやかに緩和されていったようです。
 ということは血液の流れ、リンパの流れ、ホルモンの流れ、神経の流れ、気の流れなどが、良くなっていったとみえて、夜も熟睡できるようになっていきました。
 
このようにして3ヶ月、半年、1年とつづけていくうちに、冷え症から解放されていったように思います。
それと平行して職場のムードにも馴れ、身心のストレスも少なくなっていったようでした。それは私だけではなく、スタッフの皆んなが協力してくれた結果だと思っています。
 この温熱療法を患者さんに治療すると、回復に向かういろんな反応が出て症状が改善されていくではありませんか。治療家にとってこんなに嬉しいことはありません。ますます温熱療法に熱が入っていったのもこの頃でした。
 薬を飲むことを止めた、寝つきが良くなった、便秘や下痢症状が治った、血圧が下がった、頭痛がしなくなった、ガンの細胞が小さくなった、身体が軽くなった等々、患者さんのご報告を次々いただくようになりました。
 
と同時にこれまでやってきた鍼灸・指圧の治療法の必要性を感じなくなっていきました。それは鍼灸・指圧の効果さえも温熱療法が吸収しているということに気づいたからです。
 それだけではなく私自身、鍼治療をすると施術後、身心の疲れを感じていました。それは鍼を通してどうしても、患者さんと気の交信をすることになって、その負担から疲れてしまっていくことを感じていました。
 鍼灸・指圧だけでは、1週間も過ぎると元に戻ってしまって、この療法では限界を感じていましたから、離れることができたのかもしれません。

 この頃、気づいたのは健康堂に入社して、組織を任されて、それだけのストレスでガン一歩手前までの症状を招き寄せたのではなくて、それまでの身心の疲れが長い期間、ストレスとして蓄積されていたことが、私自身の症状を作っていったのだと思います。


4)温熱ドームによる「全身療法」が、私の身心を癒し回復へと導いてくれた!
 先に述べたハンディタイプの温熱器による温熱療法に加えて、炭素遠赤外線・輻射温熱ドーム(以下温熱ドームと呼ぶ)による全身療法をドッキングさせて、さらに私の冷え症が回復されるという相乗効果が発揮されたように思います。
 それに万病の元である冷え症から、完全に解放されて、いまの健康を手にいれることができた証拠でもあるのではないかと思っています。

 温熱ドームを家の中に導入して、毎日裸になって入ることにしました。私の身体から汗が少ししか出ないことに、これまた驚きました。
 患者さんに温熱ドームに入ってもらうと、ほとんどの患者さんが皮脂腺からダラダラ多量の汗が出ることを毎日見ている私は、自分の身体の発汗作用に問題があることを教えられました。これでは体内の排毒作用が、活発に働いていないことの証明ですから、これでは体調が良くなるわけがありません。
 これも毎日、仕事を終えて温熱ドームに1時間前後入りました。1週間も過ぎた頃から、皮脂腺からの汗が徐々に出るようになっていったように思います。

 この温熱ドームによる全身療法の特徴は、ハンディタイプの温熱器による患部・局部療法に対して、文字通り全身療法ができること。
 高温・中温・低温の温度調節が自由にできて、目的に添って好みの温度を選ぶことができること。つまり中温または高温で入ると皮脂腺からの汗を多量に出す。そのことによって体内の様々な毒素をデトックスして排毒効果を高める。
 また中温・低温の組み合わせた入り方を工夫して、冷え症を回復したり汗の出にくい体質を改善できる。そればかり炭素遠赤外の輻射温熱により、パワー・エネルギーを注熱して、疲れない身体をつくること。などができるということです。

 私は両方の温熱療法によって、冷え症から完全に解放され、身心の健康を取り戻すことができました。自分の身心の健康が何よりの宝です。この健康で体調さえ良ければ、いかなる人生のピンチも乗り越えることができます。
 セルフケアの実践を通して健康を取り戻すことができ、改めて健康でいることの有難さを実感したしだいです。
 自分の身体は、医者や病院が守ってくれるわけではありません。これは医者や病院を否定しているのでなく、自分でしか守れないということを痛切に実感したということです。つまりそれは、最高の手段はセルフケアしか方法はないのではないかという意味でもあります。おひとりおひとりの大切な命が自分で守れる。何と素敵なことでしょう。そう思いませんか?


5)一日二食主義の半断食・卵油と酵素の補給が、私の血液と体重を改善した!
忙しい毎日がつづいて、なかなか昼食の時間がとれない。スタッフはどうしても患者さん優先で予約してしまうものですから、昼食が取れない日がつづいたりします。それが不平不満につながってしまいます。
 これでは体にもよくないので、なんとかして解決しなければと思っていました。そんな時、習慣として食べていた昼食を、1食抜いて、一日二食にしたらどうかと、フッと気づいたのです。
 これは時間がきたら習慣として昼食をとる。この習慣にこだわって不平不足を思っていたことになります。
  このことが功を奏してというか、一日二食にしたことが、時間的にも心理的にも余裕ができました。
 むしろこの二食主義の半断食が、私の体調を増進させる結果を招くとは思いもしなかったことです。一食抜くことで胃腸を休ませる。それだけではなく食べたものを、完全に消化して燃焼する。それ以来、いまも習慣としてつづけています。


以前から血液と体質改善の目的で補給していた、烏骨鶏の卵油と万田酵素、それと果物(キウイ)とコーヒーが、私の朝食です。これも6~7年つづいています。すこぶる体調が良いようです。
最近、少食による健康本を見かけますが、私の体験からも大食よりも少食、多く食べないことへの証のようなものを感じています。
 夕食はしっかり食べるようにしています。年齢とともに、食べる量を減らしていく方が体への負担は少ない気がします。
 烏骨鶏の卵油は、レシチン効果で血液をサラサラにします。これは動物の王様。万田酵素は、50種類以上の無農薬野菜・果物・海藻類を3年3ヶ月、沖縄の純正黒砂糖にて熟成発酵させた野菜の王様です。

 ある日、常食のように飲んでいた、烏骨鶏の卵油と万田酵素を、忘れて飲まなかったことがありました。毎日、補給しているから、飲むことを少し休んでも、それほど影響はないであろうと思っていました。
 ところが仕事を終えて、いつもはスタスタと家路に向かうのが、なんかいつもより足どりが重い。2日目は足取りばかりか、体が重い。3日目は、疲れ方が違うことを身体が理屈なしに感じていることに気づきました。これは明らかに卵油と酵素を飲まなかったことが原因だと分かりました。
 それ以来、一日たりとも欠かさなかった日はありません。そのお陰で私の血液と体質が改善され今の健康状態が保たれているといっても過言ではありません。実際、愛飲しつづけた私だからこそ自信をもって皆さんにお伝えできます。
 そうしてみると今さらながら、身心健康堂が導入しているさまざまな療法は、セルフケアとして私自身がその確かさを、身をもって体験し、実証したということになります。


 身心健康堂では、「自分の健康は自分で守るもの」を合言葉にセルフケアによる療法を提唱しつづけていきたいと考えております。


 



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