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[7]自律神経のバランスがだいじ
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病気と闘う免疫のしくみ(免疫とは?)
私たちは自分の意志で、心臓をとめたり動かすことはできません。物を食べたときに胃や腸を動かすのも意思ではありません。とすると、一体どうやってこれらの臓器を動かしているのでしょう。
このように自分の意思とは関係なく、生命維持に不可欠な機能を維持しコントロールしているのが自律神経です。自律神経には交感神経と副交感神経という二つの系統があり、それぞれが脳の視床下部から指令を受けて、状況に応じた働きをします。
ところで、この自律神経が免疫システムに深いかかわりがあることが明らかになってきました。安保免疫システム論のなかでも重要なキーワードとなる「顆粒球」と「リンパ球」という免疫細胞がありますが、この二つは自律神経と密接な関係にあるのです。交感神経優位のときには顆粒球の働きが活性化し、副交感神経優位のときはリンパ球が活性化します。「顆粒球=交感神経」「リンパ球=副交感神経」という図式がわかれば、複雑な免疫システムもマスターできるのです。
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[8]免疫をつかさどるのは白血球 |
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