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[6]花粉症(アレルギー)を根治するための養生法
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<花粉症(アレルギー)を根治するための養生法>
ですから、花粉が体内に入らないようにするためにマスクをするのは、花粉症を引きおこす二次的な引き金になっている「誘引の回避」なのです。誘引の回避も必要ですが、これだけでは根本的な治療にはなりません。
花粉症をはじめアレルギーは、副交感神経が興奮しやすい体質の人に起こるわけですから、井穴刺絡による治療と併用して、副交感神経が興奮しないように、日常生活の中で養生できることを行なえば、早く体質改善が進み、根治することができます。
体質は、3ヶ月・6ヶ月・1年というスパンで改善されていきますので、重症の方は、1年ほどの養生が必要です。
詳しい説明は省いて、日常生活で実践できる養生法を、ここに書いておきます。
〔1〕原因への治療
手足の薬指への井穴刺絡
昼間は身体を充分に動かす仕事や運動をする
早寝早起きで心身のリズムを整える
〔2〕副交感神経の興奮が強くなる誘引を遠ざける
@甘いものの食べ過ぎをひかえる。
A油脂食品を食べたとき。肉、脂のきつい魚、植物油、酸化したものをひかえる。
Bお酒を飲みすぎない。
C通常アレルギーを頻発させる食品(卵、乳製品、菓子類など)に注意
D間食。おやつ。飲み物もちょこちょこ口に入れていると副交感神経が興奮。
E動物・犬・猫・鳥・ハムスターなどがいると症状が悪化。
Fぬるい風呂、ぬるい足湯、長湯に注意。
G着過ぎで身体を温めすぎない。
Hホコリ、ダニ、人ごみなどの空気の汚れ。
I車や暖房の排気ガス、炭酸ガス。(ビール、炭酸飲料、入浴剤)
J忙しさや心身の緊張状態から開放された後。
K布団に入って寝ようかというとき。昼より夜。
L煙草のニコチンは副交感神経を興奮させる。
M低気圧。雨降り。多湿。山へ登ったとき。
N薬物。化粧品。洗剤。食品添加物。金属。
これらのことに注意しながら生活していると、体質改善され、花粉症をはじめアレルギー病が根治されます。
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[7]自律神経のバランスがだいじ |
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