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 自分で治せる骨ぎわ指圧(ホロ指圧)- 骨ぎわ指圧理論

 
 
自分で治せる骨ぎわ指圧(ホロ指圧)の理論
- 人体の急所「手足の腱」を刺激する骨ぎわ指圧で痛みやコリがみごと解消 -

腱を刺激する骨ぎわ指圧

ここで骨ぎわ指圧が、どのようなものなのかを説明しましょう。

通常、指圧は筋肉の部分を刺激しますが、骨ぎわ指圧は腱そのものを刺激します。骨ぎわ指圧という名は、腱が骨のきわについていることに由来します。腱は筋肉を骨にしっかりと接着させ、骨と筋肉の連携を助けている組織で、俗に「すじ」と呼ばれています。では、この腱に指圧を加えるとどうなるでしょうか。

1. 痛みが早くしずまり、効果が持続する

筋肉への指圧はリラックス効果がありますが、痛みの症状にはゆるやかな変化しか起こりません。一方、腱は筋肉より刺激に対してするどく反応します。そのため、痛みはすみやかにしずまり、しかも効果が持続します。

2. 痛む箇所をじかにさわらずにすむ

痛みがあるとき、組織は炎症を起こしているかもしれません。炎症部分を直接刺激すると、痛みが増すうえに炎症が広がり、症状が悪化することもあります。骨ぎわ指圧では、原則として痛みのある箇所と対角になる部位を刺激します。例えば、左足に痛みがあれば右腕に指圧を行うので、炎症のある急性の痛みも、患部にじかにふれることなく治療することができます。

痛む個所と対角にあたる部位を刺激する理由は、次の反射のしくみに拠つています。人類は直立二足歩行に至る以前は、動物のように四肢を使って移動していました。そのころの痕跡は、「前肢後肢反射」という形で私たちの体に残っています。右足を踏み出したとき、左手が前へ振られる反射がそれです。

骨ぎわ指圧は、四肢が対角に反射を起こす特質を病気の治療に応用しています。
また、左足と右手のように対角の部位を刺激するのですが、例えば、左足のひざが痛かったりすると、右手のひじが刺激部位人になります。

ひざとひじは、もともと前足、後足でいえば同じ構造と機能を持ったものです。このような、手と足の違いがあっても形状が似ている部位、たとえば手首と足首、ひじとひざ、肩関節と股間接などは、患部の対角にある冶療部位を探すときの目安になります。これをフラクタル(相以)理論といいます。

先ほどいったように、左足のひざ痛がある場合、対角の右腕のひじの腱を指圧します。右ひじへの刺激は、左ひざに反射を起こします。この反射がいたんだひざの組織を刺激して、組織を回復に向かわせるのです。

3. 短時間でできる指圧

骨ぎわ指圧の利点は、短時間で終わることです。まず、対象となる部位の骨のきわを指でさぐってください。コリッとしたすじを捕らえることができたら、このすじを指の腹でズーンという「ひびき」の感覚が生じるように刺激します。ひびきは体内で反射が起こり患部が反応したことを知らせるサインです。一度ひびきを感じれば、それ以上の刺激は不要です。

また、腱だけでなく痛む部位と関連する「ツボ」も刺激すると、より治療効果が高まります。ツボとツボとを結ぶ道筋「経絡(東洋医学でいうところのエネルギーの通り路)」は五臓六腑とつながつており、ツボを刺激することで臓器や神経系の働きを正常にします。特に症状が慢性化しているときは、複数のツボ刺激が有効です。

内臓の活動時間帯に合わせて生活する

骨ぎわ指圧の効果をより確かなものにするには、きちんと養生して体全体の治癒力を向上させることもたいせつです。養生の基本は、内臓が働いているときに活動し、内臓が休んでいるときは休息を取ること。結論から言えば早寝早起きを守る、ということにつきます。

次に上げる内蔵の活動時間を参考にしながら、生活リズムを整えてください。驚くほど体調がよくなるはずです

腎臓は血液をろ過して老廃物を取り除き、血液を浄化する働きをしています。ろ過作業が活発になるのは、午後9時〜午前3時です。この時間帯に体を動かしていると、ほかの臓器にも血液が流れて腎臓に血液が集中せず、ろ過作業が効率よく進みません。遅くとも午後11時までには眠りたいものです。

肝臓は栄養物の処理加工や貯蔵、アルコールや薬物などの解毒をするだけでなく、血液の貯蔵も担当しています。肝臓に血液が最も多くとどまるのは午前3時〜9時です。体が目覚めると、肝臓にとどまっていた血液が心臓へ流れ込み、これが刺激になって心臓は勢いよく働きはじめます。肝臓からしっかり血液を送るには、午前9時前に起床することが大切です。

心臓の働きが活発な時間帯は午前9時〜午後3時です。仕事や体を働かす活動は、特にこの時間帯に集中するといいでしょう。肺の酸素を取り込む働きが活発になるのは午後3時〜9時ごろです。ジョギングなどの運動に適した時間帯といえます。 

消火器の消化活動が活発なのは午前9時〜午後9時ごろまで、胃や小腸はそれ以降は休息に入ります。遅くとも午後9時までに食事を終えましょう。
ただし大腸は、午後9時すぎから夜中にかけて活動しています。夜食を取らず、早起きすれば便秘の予防になります。
 


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